マイカーローンを利用したいものの、審査に落ちてしまってマイカーローンを利用することが出来ない。審査の際には過去の金融機関でのトラブルが関係することがあります。今回は、信用情報について紹介をしていきます。
信用情報とは?
マイカーローンを利用するにあたって、必ず審査というものがあります。
この審査にて、マイカーローンを組む以前にローンを組んでローンを滞納したとか支払が遅延した、その他の借入状況を調べるのです。
そのようなことを調べることができるのかといえば、日本には3つの信用情報機関というものが存在します。この3種類の信用情報機関と必ず提携をしており、クレジットのカード使用歴から遅延、滞納歴まですべてばれてしまいます。
- 株式会社CIC(CIC):クレジットカードや信販会社など
- 株式会社日本信用情報機構(JICC):消費者金融などの情報
- 一般社団法人全国銀行協会(JBA):銀行などの情報
これらの3つの信用情報機関の窓口やインターネットなどで、500円~1000円程度の手数料はかかりますが、自身で信用情報を照会することができます。
どのような記録があると不利になる?
マイカーローンを組む際に、信用情報機関から信用情報をローン会社は取り寄せて審査をするのですが、どのような履歴があると審査が厳しくなるのでしょうか。
- クレジットカード・ローン支払いの遅延記録
- クレジットカード・ローンの滞納記録
- キャッシングの過度な利用
- 債務整理の記録
- 自己破産記録
- ローン踏み倒しの記録
これらの記録があると、高い確率で審査には通らなくなるでしょう。
これらはすべてマイナスの記録として信用機関に記録されますので、審査時に確実にチェックされるので、いくら隠そうとしても隠すことは不可能と言っていいでしょう。
キャッシングの利用について
信用情報機関では、キャッシングの利用履歴をも使用することが出来ます。ローン会社によれば、現状でキャッシングを1回でもしているとマイナスの情報ととるところもあります。
もちろん、数回のキャッシング程度ならば問題視しないローン会社の方が多いのですが、キャッシングを常用している場合は、他の信用情報に問題が無いとしても、ローン会社の多くが敬遠する傾向にあります。
これは、クレジットカードに付属しているキャッシング機能であっても履歴が残りますので、確実にマイカーローンを利用したいのであれば、キャッシングをすべて返済してから申し込むと審査通過率が高くなります。
一生記録が残り続けるのか?
気になる点として、信用情報機関には一生、これらのマイナスの信用情報が残り続けるのかといえば、そのようなことはありません。
様々なマイナス情報の保存期間は、信用情報機関にもよりますが5年~10年で記録が抹消されます。そのため、例えば自己破産をしたとしても、10年間我慢をすればローンを組むことが可能です。
携帯電話の代金滞納の落とし穴
携帯電話ですが、近年の携帯電話の本体代金は携帯電話料金とあわせて返済をしていくものが普通です。
そのため、携帯電話の料金の支払いの滞納というのは、ローン支払いの遅延、滞納と受け取られてしまいます。さらに、そのまま強制解約となると信用情報としては、大きなマイナスとして記録されてしまいます。
1ヶ月の滞納でも支払滞納記録として残ってしまいますので、車を購入するのであれば、携帯電話の料金滞納には注意をしてください。
まとめ
マイカーローンの審査ですが、ローン支払いの滞納や遅延があると、それがマイナスの情報となって残り5年~10年は残ってしまいます。
また、キャッシングの利用し過ぎに関しても、マイナスとして受けとるローン会社もありますので、マイカーローンの契約を結ぶときは、利用中のキャッシングを返済してから申し込むといいでしょう。
さらに、携帯電話の本体代金を月々の電話料と一緒に支払っている場合、電話料の支払いが遅れたり、滞納したりすると、ローン滞納となりますので注意をしましょう。
もし、自身の信用情報が気になる場合、日本に3つある信用情報機関へ問い合わせることをおすすめします。