graphpie3128_128マイカーローンの申込み資格として、年収や他のローンとの関係があります。これを無視して申込みを行なうと、マイカーローンを組むことが難しくなり、審査に通ることはまずありません。今回はマイカーローンの年収とローンの関係を紹介します。

マイカーローンの申込資格

マイカーローンの一般的な申込資格は下記のものです。

  • 年齢が20歳以上
  • 返済時の年齢が70歳以下
  • 勤続年数3年以上
  • 無担保借入の合計金額が年収の50%以下
  • 年間の返済額が合計で年収の40%以下

これらがあります。

年収と他のローンとの関係

ローンは手取りの20%以下が理想的で30%を超えると生活などがきつくなってきます。

そして、マイカーローンに関しても、年収、そして他のローンとの状況によって、マイカーローンの申込み資格があるのかを判断します。申込み資格を満たさずに申込もうとした場合、審査には高確率で落ちます。

そして、申込み資格に関してですが、無担保借入の合計金額が年収の50%以下というのがあります。これは、合計なのでとても注意が必要になります。

例えば、年収が400万円で、他に無担保ローンが50万円あれば、マイカーローンとして借り入れできるのは150万円までになります。これ以上の額を借り入れしようとすると返済できなくなる可能性が高くなりますので、金融機関は警戒をして無条件では貸してくれなくなります。

条件を満たすことが必要なのですが、その条件とは、保証人を立てるというものです。

年収30%以上になると保証人が必要

年収の50%まではマイカーローンを組むことが出来ます。できますが、高額な金銭を貸して返済できなくなったら、金融業者としては商売になりませんので、返済が滞っても安全なように、安全策をとります。

それが、保証人です。

保証人を立てる必要があるのは、年収の30%を超えて借り入れしようとするときです。

このときは保証人が必要になります。そして、保証人を立てずに借り入れをすると審査に通りにくくなるでしょう。1度審査に落ちると他のローンに響く可能性がありますので、素直に保証人を立てるか、借入額を見直す必要があります。

借りに年収400万円あるのであれば、120万円まででマイカーローンを組むようにしましょう。もしそれ以上の金額の車を買うのでしたら、保証人を用意するか頭金を用意してマイカーローンの借入額を調整するなどがあります。

現実的ではありませんが、全額現金で購入するという手段もあります。

貸金業法の総量規制

マイカーローンの申込み資格が年収の50%以内と聞いて、カードローンを利用したことがある人は、「?」と疑問に思う点があるかもしれません。

カードローンを利用する人は聞いたことがあるかもしれませんが、貸金業法には総量規制というものが、2010年の6月18日に追加されています。

総量規制というのは、年収の3分の1までしかお金を貸してはいけないというもので、多重債務を防止するためのものであり、お金を借りたという情報は貸金業者の中で共有されて、同じ人が様々な業者を利用して、ばれないようにお金を借りたとして年収の3分1以上、お金を借りることが出来ないのです。

ということは、マイカーローンで年収の50%以内とあるものの、借りることのできる額はもっと低くなるのでは、と考えるのが普通です。

しかし、マイカーローンや住宅ローンは総量規制の対象となるローンにはなりません。そのため、年収の半分である50%を目安に借入れをすることが可能です。

 

まとめ

マイカーローンですが、無担保借入の合計が年収の50%以下でなければ申込みが出来ないというものがあります。

別に無担保借入が年収の20%とあれば、マイカーローンで借りることのできる金額は年収の30%になります。

しかし、年収の30%以上のマイカーローンの申込みをする際は、返済が出来ないなどのリスクを避けるために、金融機関は保証人を立てることを要求します。これに断ると審査が厳しくなります。

また、マイカーローンは貸金業法の総量規制には当たらないので、年収の3分の1以上の借り入れをしても問題はありません。