bank128_128マイカーローンに関しては、審査通過までが山場のような感じですが、実際問題、返済するまでは常に頭の中に留めておかなければならない問題であることは間違いありません。お金がないからといって開き直った場合、信用情報に傷がつき、以降はローンを組むことが難しくなります。まず同じ金融機関ではローンが組めなくなる可能性もあります。注意をした方がいい問題なので、今回は紹介をしていきます。

マイカーローンが支払えない……

マイカーローンが支払えない場合、どのようになると思われますか?

答えとしては、せっかく購入した車が差し押さえられたうえで売却されて信用情報に傷がつきます。つまり、購入した車を没収されてしまうわけです。

首都圏のような公共交通機関が発達している場所に関しては、車が没収されたとしても、移動や買い物に関してはそこまでダメージがあるわけではありません。しかし、車がライフラインの1つになっている地方部では、車がない場合、移動はおろか買い物なども難しくなるでしょう。

そのため、マイカーローンが支払えないという事態だけは避けなければならないのです。

猶予期間は1ヶ月~2ヶ月

住宅ローンの場合は、3ヶ月~6ヶ月程度滞納をすると期限の利益の喪失となります。期限の利益の喪失となれば、住宅ローンを一括で返済しなければならなくなります。気が早いところでは3ヶ月で競売というマイホームを法的に販売してしまう手続きを取られますが、6ヶ月程度は猶予があるといえます。

だからといって、6ヶ月くらい滞納してもOKというわけではありません。

さて、車の場合はどのくらいマイカーローンを滞納するとまずいかと言うと、1ヶ月~2ヶ月です。2ヶ月待ってくれるところの方が珍しく、基本的には支払日から1ヶ月半くらいで車は法的に差し押さえられてしまいます。

住宅ローンと比べるとかなり猶予期間が短いといえます。もちろん、1ヶ月半くらいなら支払わなくてもいいというわけではありません。

支払が遅れると信用情報に傷がつく

支払が遅れた場合、信用情報に傷がつきます。つまり、マイカーローンの支払いを遅滞したというものです。信用情報に傷がついた場合、以降、ローンを組む際の審査では問題視されて、審査に通りにくくなります。

例えば、子供がいて、子供の教育ローンの融資をお願いしたらことごとく断られ、使用目的を限定しない高金利のフリーローンしか道が無いという場合もあります。また、近年では携帯電話を購入する際、新品の場合はローンでの購入が一般的になりますで、生活必需品の携帯電話を購入できないなんてこともありますし、マイホームを購入する夢も絶たれる可能性もあります。

マイカーローンでありがちなミス

マイカーローンの支払いでありがちなものが、口座の残高不足です。

マイカーローンは、毎月銀行口座から引き落とされるので、口座の残高が足りていない場合、引き落としができないので、滞納となります。

この場合は、ハガキや電話などで連絡が来ますので、すぐに入金をして指示された再入金日までに引き落としが可能な状態にしておけば、金融機関側もうっかりミスとして処理をしてくれますので、信用情報には傷はつきません。

ただし、これが毎月起きてしまうと、信用情報に傷がつく恐れがありますので、注意をしましょう。

頻発するタイミング

特に、メインバンクを変えたのに、マイカーローンの引き落とし口座を変更する手続きを忘れている場合に起きるミスです。かなり多くみられるタイプのものなので、メインバンクとマイカーローンの引き落とし口座が異なる場合は注意をしておきましょう。

まとめ

マイカーローンを利用して車を購入したけれど、マイカーローンは払いたくないというのは、土台無理なことです。

マイカーローンに関しては滞納1ヶ月~2ヶ月後程度で車が没収されたうえに、信用情報に傷がつきます。信用情報に傷がついた場合、傷がなくなるまで数年の期間をようしますので、傷のある期間中はローン一切を組むことが難しくなりますので、注意をしましょう。

マイカーローンの場合、毎月、口座からの引き落としになっているケースが多いので、メインバンクを変更したり、メインバンクと引き落とし口座が異なったりする場合は注意が必要です。

もし、引落せなくても連絡がきますので、再度の引き落とし日までに入金をすませておけば、リカバリが効き、信用情報に傷は残りません。ただ、頻発する場合はこの限りではありません。