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マイカーローンの種類は3種類ありますが、今回はその中から「銀行、JA、労金などの金融機関のマイカーローン」について紹介をしています。金融機関のマイカーローンとは、いったいどのようなものでしょうか?
金融機関のマイカーローン
銀行や消費者金融、JA、労金などの金融機関が提供する自動車購入用のローンが、金融機関のマイカーローンになります。いずれも車の購入を考える方が、自ら金融機関に申し込んで審査を受け、融資された資金にて自動車購入をするというものです。
他には、ディーラーローンと残価設定ローンがあります。それぞれ、メリットデメリットがあります。よくよく考えることなく、組んでしまいますと、最終的に公開をする可能性が極めて高くなります。
金融機関のマイカーローンのメリット
金融機関のマイカーローンの最大のメリットは、金利が低いということです。
車種などに関係なく、低金利で自動車ローンを組めて、場合によってはフルローンでありながら、2.0~2.9%という低金利になるのです。また、残価設定ローンとは異なり、ローン利用中でも車の所有権は車の持ち主にありますので、売却や譲渡、車のカスタマイズなどを楽しむことが出来ます。
しかも、ローンの資金用途に関しても車の購入だけではなく、修理、借り換え、車検などにも利用ができ、さらに、住宅ローンや自動車共済などの利用状況によって、金利が優遇されるということもあります。
つまり、メリットは下記のようになります。
- 金利が低い
- 車種などに関係なく低金利
- ローン利用中でも、車の所有権が手に入る
- 修理・借り換え・車検でもローンが組める
- 条件によって金利が優遇される
金融機関のマイカーローンの金利は低いのか?
マイカーローンのコマーシャルや広告で、低金利だけを大きく表示している場合があります。しかし、よくよく見ると「○○%~」のようになっているのです。
つまり、広告などで大きく宣伝している金利というのは最低金利であり、広告の数字だけでマイカーローンの金利が低いと判断するのはわりと危険です。さらに、金融機関のマイカーローンでは多くありますが、例えば、給与や公共料金の払い込みの口座に利用しているなどのような所定の条件を満たさないと低金利で借りることが出来ないということもあります。
利用する際は実質金利を考慮
実際に利用する際は実質金利を考慮する必要もあります。
この実質金利とは、インフレ率、デフレ率、諸経費を考慮した金利のことです。条件によっては、自分が思ったより金利が高くなってしますことがあります。
金融機関のマイカーローンのデメリット
デメリットは下記の通りです。
- 審査が厳しく、手続きに時間と手間が要する。
- JAや労金は会員資格が求められる。
これが大きなデメリットといえます。他にも、金融機関でマイカーローンを組んだ場合、引き落とし口座を自由に選択することが出来ないというのもあります。
審査時の書類について
審査のためには、下記のような書類をすべて自分で集める必要があります。書類に不備があれば手続きが長引く可能性がありますし、再来店をする羽目になることもあります。
- 年収を証明する書類(源泉徴収票や確定申告書、所得証明書、住民税決定通知書、納税証明書)
- 住民票
- 本人確認書類(保険証、免許証など)
- 自動車購入を証明できるもの(注文書や車検証、見積書など)
これらが必要になります。
JAや労金の会員になる場合
例えばJAローンを組む際には、審査を申しこむ前に会員になる必要があります。
JAローンを組むために会員になるのでされば、会員申込書を記載して入会金3万円を支払わなければなりません。担当者によっては事前に説明することがないので、大きな出費になることは間違いないでしょう。
もしJA会員になるのであれば、退会する際に入会金の返金制度が一部でもあるのか確認しておくといいでしょう。
まとめ
マイカーローンには、いくつの種類があります。その中でもっとも低金利なのが金融機関のマイカーローンになります。
低金利とは言いましても、低金利になる条件などがありますので、場合によっては少し高くなる可能性があります。
デメリットとしては、審査が厳しく、時間を要することです。
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- JA, マイカーローン, 金利, 金融機関のマイカーローン